大事なことを軽くまとめていきます。
基礎知識から
赤血球、白血球、血小板の3種類が減少することを
汎(はん)血球減少という。
※ちなみに汎血球減少は抗がん薬でみられる副作用。
赤血球 減少すると貧血になる。
白血球 減少すると易感染状態(病気にかかりやすくなる)になる。
血小板 減少すると出血しやすくなる。
続いてヘモグロビンについて
肺で結合した酸素を全身に送る。
鉄(ヘム)とタンパク質を合わせてヘモグロビンという。
ヘモグロビン 減少すると体内の組織、細胞が酸欠状態を起こす。
結果 めまい、息切れ、倦怠感、立眩みを起こす。→貧血になる
※大量の出血があった場合もヘモグロビンは減少します。
炎症反応について
白血球値=WBC
WBC 炎症が起こるとWBC(体を感染から守るため)が上昇する。
C反応性タンパク質=CRP
CRP 上昇すると感染症が起こっている。急性炎症2~3時間後に上昇する。
※WBC上昇後CRPも上昇する。
WBCとCRPはセットで考えましょう!!