2017年5月22日月曜日

看護 基礎実習 目標 准看

 准看護学校のときの話をします。 看護学校は机上で人体の構造や病気、薬の作用、副作用などの学習と学生同士で車椅子移乗、バイタルサイン、食事介助などの実技練習をします。

 

そして基礎学習がある程度終わると実際に現場(病院)に行き実習というのが始まるのです。((+_+)) コレが本当に酷い・・・。


ブラック企業よりも酷い。例えるなら・・・漫画を書く人の気分を味わえる・・・。締め切りまで時間がないのに原稿が完成していない。 期日が明日なのに借金が返せないみたいな(~_~メ)

 そう、やることが多すぎるのです。時間配分がおかしい。
家に帰った後に作成する書類が山のようにある・・・患者の情報整理、発達段階、疾患、解剖生理、治療薬、栄養状態、退院指導、検査データ、既往歴、明日の看護目標、明日行う援助、根拠、振り返り、最終日に話すカンファレンス、実習で学んだこと等々。

看護する前にこっちが患者になるわ(怒)(-"-)


あれだけ『人間とは』と体調を崩さないように 学習するのに 自ら体調を崩すように実習の日程が組まれている。学習意味がないです。 本音と建前の世界か?(-"-)

 さらに追い討ちをかけるように病院の雰囲気が非常に悪い・・・。学生があいさつしても完全無視。『今日○○を実施する予定です』と話しても無視。
学生をほったらかしにして何処かへ行きます。
 社会人としてどうなの?って何度も思い、怒りが込み上げました。 
 看護師は職人 気質なところがあります。縦社会です。目の前の色が『赤』でも指導者が『青』と言えば『青』になるのです。
そこで『間違ってます』『違います』と指摘すると減点されます。実習で落とされます。 再実習がない場合は即留年決定です。 そして留年が確定し学生は自主退学となるのです。


みなさん墓穴を掘らないように注意しましょう。


 愚痴はこれくらいにします・・・・。
では、今回は家に帰った後 少しでも楽に課題ができるよう看護目標を伝えていきたいと思います。

 基礎実習の 目標

1日目

・患者の生活環境を安全に留意して整える必要性を理解する。

・オリエンテーションを通して病棟の構造、設備、病棟の機能、患者の一日の過ごし方が理解できる。

※項目を多く記入してしまうと評価する際に大変になるのでコレくらいを目安にどうぞ。

 

2日目

・患者にあった測定方法を理解する。(バイタルサイン)

・苦痛を与えず実施するポイントがわかる。(陰部洗浄含む)

 

3、4、5日目

・苦痛を与えずに寝衣交換が指導のもと実施できる。

・バイタルサイン測定が正確に指導のもとで実施できる。

・苦痛を与えず指導のもと実施できる(オムツ交換)

・点滴セットの準備が指導のもとで実施できる。

・羞恥心に配慮して清拭を指導のもと実施できる。

 

こんな感じで目標を立てていました。では、失礼します。
 

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